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本書は、毎日詠まれた“辞世の句”集だ。
「アフガンのサムライ」と謳われた武道家、田中光四郎が、アフガニスタンでソ連軍と実戦の間で詠み続けた珠玉の短歌集。
銃弾、砲弾、地雷で次々に倒れて行くアフガン聖戦士たち。
銃声が途絶えた束の間の静けさの中、アフガニスタンの大自然の中の溶け込む己の鼓動を聞きながら、いつ絶えるか知らぬ自ら命の行方を悟った魂の書。
田中光四郎
一九四〇年 福岡県田川市に生まれる。「アフガンのサムライ」と謳われた伝説の武道家。
神奈川大学法経学部貿易学科卒業後、会社員を経て独立、貿易会社を起業した。
一九八五年、ソ連のアフガニスタン侵攻に際し、アフガンを支援すべくアフガニスタンに単身渡り、日本人唯一のムジャヒディンとしてソ連軍と実戦をする一方、格闘技を彼らに指導した。
二〇〇九年、自らの武術と武士道精神を後身に伝えるべく「日子流」を興し、宗師となり、国境を越えて後進の指導に尽くしている。
国際難民救済委員会理事長。
自由アフガニスタン協会理事長。
注!
サインはそれぞれ違います。お送りする上ではお任せいただけましたら〜どれも素晴らしい言の葉+書です。